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行政書士は総務省所管の国家資格であり、日常生活における行政上の手続きの専門家である。おもな業務内容は、官公署に提出する書類などの作成、書類提出手続きの代行、書類作成に関する相談などである。 2002年7月1日から行政書士に許認可申請手続きや契約その他に関する書類作成への代理権が付与されたことから、コンサルティングを含む許認可手続き業務のニーズが拡大している。 |
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行政書士の業務を行なえるのは、行政書士となる資格を有し、かつ日本行政書士会連合会の行政書士名簿に登録された者と規定されている。「行政書士となる資格を有する者」とは、行政書士試験合格者のほか、弁護士、弁理士、公認会計士、税理士の有資格者、公務員として行政事務を担当した期間が通算20年以上の者などを指す。 |
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行政書士試験の2004度の受験者は7万8683人で合格率は5.33%。合格後しばらく行政書士事務所や法律事務所のスタッフとして実務経験を積んだり、関連資格を取得してから独立・開業するケースが少なくない。 |
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