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司法書士とは、法務省所管の国家資格であり、日常生活におけるさまざまな司法上の手続きの専門家である。おもな業務内容は、裁判所、検察庁、法務局などの司法機関に提出する書類の作成や登記・供託などの手続きの代理業務である。 |
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2002年度の司法書士法改正により、2003年4月以降、一定の研修を受けた司法書士に、簡易裁判所で行なわれる民事裁判に本人に代わって出廷・陳述する権限が与えられた。また、少額訴訟制度の新設、自己破産申し立ての増加などにともない、司法書士の業務範囲は拡大している。 |
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司法書士試験の出願者数は増加を続けている。2004年度の出願者数は2万9958人と、近年で最高となっている。合格者数も近年では最高の865名に引き上げられたが、合格率は2.9%と、難易度はきわめて高い。 資格取得後すぐに独立・開業することも可能だが、司法書士事務所に勤め、実務経験を積んでから独立する人も少なくない。 |
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