スーパー銭湯
スーパー銭湯などの娯楽型の温浴施設は、ファミリー層、カップルなどの銭湯に馴染みのない若い世代が楽しめる施設とし近年増加している。 |
1.スーパー銭湯とは
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2. 起業にあたって必要な手続き
一般的な銭湯は公衆衛生法では「一般公衆浴場」とされ、料金は物価統制により、各都道府県ごとに決められ、施設基準や出店地の制限がある。 スーパー銭湯は、サウナや軽食コーナーを備えるなど一般公衆浴場の枠を超えた施設であるため、公衆衛生法による「その他公衆浴場」にあたる営業許可が必要になる。この場合、開業地区・各種付帯設備や料金設定などは自由に行なうことができる。さらに、その場で調理したものを提供する飲食コーナー(レストラン)を併設する場合には、飲食店の営業許可が必要になる。 詳細については、各都道府県の生活衛生課か所轄の保健所に問い合わせるとよい。 |
3.事業モデル
スーパー銭湯の投資額は敷地面積や設備にもより大きく異なるため、開業を検討する際には、コンセプトや立地を検討したうえで、開発業者に自店の収支モデルを作成してもらうとよい。 一般的な事業構造は次のように考えられる。 施設面積 :400〜500坪 建設費 :3億〜6億円 入場料 :500〜700円 平均客単価:900〜1200円 利用者数 :平日1000〜1200人、休日2000人 年間利用者:40万〜50万人 年間売上額:4億〜5億円
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