子供用品リサイクル

子供用品が他の商品と大きく異なるのは、その使用期間がきわめて短いという事である。幼児期の子供は成長がとても早いため特に衣類などにおいては、それほど使用していない商品でもサイズが合わなくて捨ててしまうケースも珍しく無い。そのような、商品特性に着目した営業形態が子供用品リサイクルである。


子供用品は、抵抗力のそれほど強くない時期の子供が身近に使用する用品を扱うため、商品の価格だけではなく衛生面でのメンテナンスも求められる。


リサイクル業界の中でも子供用品というカテゴリーは買い換えサイクルが早いためリピーターを獲得しやすい。また顧客としてだけでは無く仕入れ先としても期待できる。


1. 起業にあたって必要な手続き

  リサイクル品(中古品)を仕入れたり、販売する場合は、「古物商」許可証(新品以外の物を販売する時に必要な免許)が必要になる。各店舗の管轄の公安委員会(警察署)で許可を得なければならない。


2. 起業にあたっての留意点・準備

1)経営形態

  仕入れ物の選別から商品入荷・クリーニング・陳列・販売から経営・販売促進などすべて。


2)準備・留意点

 
  ●商品
商品は、キズ・汚れが目立たない程度の状態の物を最低限選ばなければならない。また、子供を対象とした用品なので衛生面での配慮が求められる。

  ●価格
購入価格・買取価格の設定は非常に重要である。消費者のニーズに合わせ、平均の市場価格より4割減など、「リサイクル品なのにこんなにお得」と思わせる値段設定に合わせないといけない。また買い取り値段の設定も同様になる。商品の状態・型・古さを見極める能力は必要。

  ●立地条件
子供用品の購買層は、20代〜40代の若いファミリー層がメインとなる。そのため家族で買い物に訪れる事が多く、車での来店にも便利な環境が好まれる。衣類以外にも玩具・遊具など大型の商品を扱う場合などは特に車での来店を想定した立地を選ぶべきである。

  ●宣伝・販売
リサイクルショップは特徴として、所属周辺地域密着型商売にあげられる。折り込み広告の使用、地域回覧板やポスティングなどが望ましい宣伝方法である。また、若いお母さん達のコミュニティー向けに情報を発信するのが特に効果的である。


3. 必要資金例

 
(単位:千円)
物件取得・内装費 13,000
商品搬入費  1,850
商品仕入れ費 1,843
古物営業許可 19
宣伝・販売促進費 680