中国茶ショップ

日本のお茶の種類を分類するのと同じ様に、中国茶も分類できる。一般的に製茶方法の違いにより、青茶・緑茶・白茶・黄茶・黒茶・紅茶の6つに分類する方法を取る。さらにお茶の種類も多数あり、それぞれ特徴・効能も違う。


仕入れの際には、中国などに出向き商品を買い付けに行く機会が多く、当地の言葉が使えるとチャンスは広がる。また直接出向くことで、その物品の由来が分かり、歴史的な知識まで得ることができる。売る際の予備知識となる。


人々の食生活が変わり始め、その変化に伴い食後の飲み物も変わり始める。その際に出てきたのがウーロン茶だが、その後健康にも気遣い始め、健康飲料としてもブームになり始める。


1. 起業に当たって必要な手続き

  開業届けなどの申請
個人で開業する場合は、事業開始から1ヶ月以内に『開業届け』などを所轄の税務署へ提出しなければならない。法人で開業する場合は、設立後2ヶ月以内に『法人設立届出書』などを所轄の税務署へ提出する。また、必要に応じて、健康保険・厚生年金関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きをする。


2. 起業にあたっての留意点・準備
1)営業形態

  茶葉販売が主になるが、管理面の仕事として仕入れの交渉から、売上げ管理、商品ディスプレイ、知識、流行など多種の仕事が存在する。


2)経営上の留意点

  人通りが多い場所(オフィス街・駅前・繁華街)、ショッピングセンター・百貨店などの大型店舗などは集客を望める。 商品数・お茶の知識が必要になるため、予備知識と仕入れ先は常に確保しなければならない。 軽くて小さいものなので、ネット販売に向いているため、ネット販売などもはじめから意識した開業を考えても良い。


3. 必要経費例

 
 
項目 (単位:千円)  
店舗物件
1,550
 
内外装
800
 
設備・備品
2,550
仕入れ
300
 
営業許可類

9.6

(営業許可申請)
その他費用
1,348
(食材の運送代など)
合計
6,557.6


4. ビジネスプラン策定例(モデル収支例)

損益計算のシミュレーション

 
(単位:千円)
  年間増加率 変動費率 初年度 2年度 3年度 4年度 5年度
売上高 3.00%   16,805 17,309 17,828 18,363 18,914
売上原価     1,585 1,888 1,804 1,750 1,985
売上総利益     15,220 15,421 16,024 16,613 16,929
諸経費計     9,652 9,728 9,805 9,883 9,992
  人件費 1.00%   1,440 1,454 1,469 1,484 1,528
  建物賃借料 1.00%   1,800 1,818 1,836 1,855 1,873
  水道光熱費   2.20% 1,200 1,226 1,253 1,281 1,309
  販売促進費   2.00% 100 102 104 106

108

  通信費   1.00% 120 121 122 124 125
  保険・修繕費   1.50% 927 941 955 969 984
  減価償却費     1,252 1,252 1,252 1,252 1,252
  支払利息     983 983 983 983 983
  租税公課     845 845 845 845 845
  その他経費     985 985 985 985 985
営業利益     5,568 5,693 6,219 6,730 6,937

※ 必要資金、売上計画、シミュレーションの数値などにつきましては出店状況によって異なります。また、売上や利益を保証するものではないことをあら かじめご了承ください。