インテリアコーディネーター
● | 快適な生活の場作りをかなえるために、顧客の要望を取り入れ、総合的なコーディネートをする。改築による図面の提案のみならず、家具やカーテンなどのインテリアのコーディネートなど、幅広く設計支援をする業種である。様々な顧客の好みや予算をきいて、家具や照明機具、住宅設備等の組み合わせを考えるという、ある種ファッションセンスが必要な業種である。 |
● | 衣食住のうちの1つである住に関わる仕事なので、大きく拡大することはないが常に必要とされる業種である。今後は高齢化社会を迎え、家の改築、内装改修などのニーズは高まっていくと思われ、今後の活動の場はますます多くなるような人気の職種でもある。 リフォーム会社や住宅メーカー、家具・インテリア用品メーカーをはじめ、デパートのインテリアコーナーや建築設計事務所、住宅雑誌の編集など、住関連のことなら様々な活躍の場がある。 |
● | インテリアコーディネーターになるためには、インテリアコーディネーターになるための知識のみに拘らず、インテリアに関連するもの、照明・設備などの幅広い知識が必要になる。 |
1. 起業にあたって必要な手続き
● | インテリアコーディネーターと名乗る為には、(社)インテリア産業協会の認定するインテリアコーディネータ資格が必要である。それ以外にも、色合いの知識や、什器・建築・販売・製図等の幅広い知識が必要になる。 |
2. 起業にあたっての留意点・準備
1)営業形態
依頼者からの要望を考慮した上で、設計業者・施工業者との間で設計図面のアドバイスと提案を行う。個人で行う場合にも向いている。 |
2)準備・留意点
資格を持っているからと言って、すぐに仕事に取り掛かれることは稀である。長い時間をかけて必要知識を確実に習得する必要がある。また、説明や提案を行うためのプレゼンテーション能力・交渉能力、依頼者の生活形態や心理を読み取る力と要望を聞き、的確に捉えるヒアリング能力が必要である。以上の点以外にも、デザインを行うためのセンスや幅広く情報を取り入れる能力なども必要な業種であることは念頭に置く必要がある。 |
3. 必要資金例
SOHOなどの形態で個人で小規模事務所を開設して事業を行う場合の必要経費例を示す。
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